『帯 vol.04 - 松栄ハイツについて -』2018.7.14- 17 帯屋捨松旧社員寮・松栄ハイツ Obi vol.04 Shoei Dormitory Stories / Obiya-Sutemtsu Photo by Ujin MATSUO

1/5

click to enlarge

Punched Card Dance Ⅲ 

 2018

映像4分33秒

企画|井上 潤美

振付・出演|石黒 萌子, 井上 潤美, 日比野 桃子, 牧野 晏香, 竹之内 芙美

映像編集|石黒 萌子

音|日比野 桃子

かつて、京都の西陣織帯屋では、パンチカードによって織り柄の指示をだすジャカード織機を使用していた。このパンチカードとは穴の空いた紙である。そして、穴の位置によって織柄を作る。私はこのパンチカードを舞踊譜・踊りの指示書に見立てた。それぞれの動きは織職人の動きを参考にした。  

1.縦糸を織機にはめる  2.綜絖  

3.カードを取付ける  4.織機の椅子に座る  

5.横糸を通す  6.筬を引く 

7.ハンドルを回す 8.柄を確認する

ダンサーと縦糸の運きを同期させるため、ダンサーはそれぞれに割り振られた指示のみを踊る。こうしてパンチカードは舞踊譜の機能を得て、生身の体に織機のリズムを与える。同じシステムから糸の種類や織り方によって異なる印象の帯を作るのと等しく、ダンサーや発表する場所によって、『パンチカードダンス』も無限に増えていく。

Photo by Ujin MATSUO

Photo by Ujin MATSUO

Photo by Ujin MATSUO

Photo by Ujin MATSUO

1/6

『帯 vol.04 - 松栄ハイツについて -』2018.7.14- 17 帯屋捨松旧社員寮・松栄ハイツ

の会期中に公演を行なった。

前作を基に、2名のダンサーによって構成されている。

 

二本の糸が屋上に広がる不可視の織り目を辿る。同期と縺れ、進行と後退...

​松栄ハイツに住まっていた織職人へのオマージュ的試み

click to enlarge

Punched Card Dance IV

2018.7.14(土),16(日)

2回公演 各回15分

​帯屋捨松旧社員寮  松栄ハイツ

コンセプト・振付・出演|井上 潤美

出演|竹之内 芙美

振付補助|牧野 晏香

音|日比野 桃子

1/3

Punched Card DanceⅠ: Trial とⅡでは

パンチカードの縦軸「1,2,3,4,5,6,7,8 」にルドルフ・フォン・ラバンの理論、エフォートを基にした動きを当てはめた。

ラバンのエフォートには8つの要素がある。

1 ぽんぽんたたく

2 滑る

3 押し付ける

4 押す

5 大きく弧を描くように切る

6 しぼる

7 はじく

8 漂う

これらを基に動きを作り、メトロノームのリズムに合わせて、進行方向に進んで行く。

展示室内の壁や鑑賞者に触れそうになった場合、進行方向を切り替えて踊る。

click to enlarge

Punched Card Dance Ⅰ: Trial  

2014年12月1日(月)ー12月5日(金) 各日14:00-17:00

コンセプト・出演|井上潤美

出演 | 竹之内芙美(3日)、橋本若葉(1日)

会場 | 東京藝術大学絵画棟ArtSpace 1F